ふぐ鍋の販売はじまってました

河豚 てっちり

昨日ぶりしゃぶ鍋が始まったとご案内したところですが、本日は常連のお客様より「てっちり(フグ鍋)はまだですか?」とお問い合わせをいただきました。

毎年てっちりの方がブリしゃぶよりも先に始まるので当然の疑問です。

実は今年も例年通り始まっていたのですが、商品ページで使用している古い画像を新しく編集し直そうと思い立ちご案内は後回しにしていました、すみません。

そういう訳ですので、”てっちり”ことフグ鍋も既に販売しております。

まだ編集したい箇所がいくつか残っているのですが、とりあえずトップページからも見えるようにしておきました。

ふぐ鍋 一覧はこちらよりどうぞ :http://otoriyose-yuuri.jp/SHOP/80288/list.html

てっちり とは「てつ」の「ちり鍋」

てっちり、てっちりと書いてきましたが、「”てっちり”って何?」と疑問に思っている方はいらっしゃいませんでしょうか?

以前、楽天市場に出店していた頃にお客様からの問い合わせで分かったのですが、関西以外の多くの地域では「てっちり」よりも「ふぐ鍋」という呼び方の方がメジャーのようです。

方言もそうですが地域限定の言葉はなかなかそれと気付けないので難しいですね。
私はほとんど関西住みなので「ふぐ鍋」と言う方が違和感を感じます。

「てつ」は鉄。鉄砲のことです。
日本に鉄砲が伝来した頃からできた河豚の呼び方だそうで、由来は「当たると死ぬ」です。
なかなか洒落た命名だなと感心します。

現代でこそフグ毒はどこにあるのか特定できているので取り扱いさえ間違わなければ毒にあたって死ぬことはありませんが特定できたのは明治以降の話ですから。「河豚は食いたし命は惜しし」という言葉もあるぐらいですしね。

ちり鍋という言葉もあまり使わなくなってきましたが、白身魚の切り身を野菜などと一緒に昆布だしで水炊きにした鍋全般を指します。
魚の皮が鍋で熱されてチリチリと縮んでいくことから名付けられたそうです。

ちり鍋は薬味とポン酢で食べるのが一般的なので、湯引きまたは皮目を炙った寿司ネタに薬味とポン酢あしらったものを「ちり握り」と呼んだりもします。
ちり蒸し・ちりポン酢など他にも色々ありますね。

そういうわけで、てっちり = フグのちり鍋です。

海にいる河豚がなぜ河の豚なのか

これは見当がつく方も多いと思いますが中国の言葉をそのまま使っています。

中国の一部でもフグを食べるのですが、鮭の遡上のように海から河に上がってきたところを捕まえるので河豚という字がついたのだとか。
もちろん日本は海でフグを捕まえますが、フグより先に海豚(いるか)の漢字があったのでそのまま河の豚にしたようです。

なお、豚呼ばわりされていますがフグの体脂肪率は1%以下という驚異的な数字です。
フグと脂の話は河豚を味わう上で重要なのでまた次回にでも。