富久錦 立春朝搾り 平成二十八年丙申

今日は旧暦でいうところの年明け、立春でした。

すっきりとした快晴に恵まれ、(私事ですが)喪も明け、非常に清々しい気分です。

いつから始まったのか知りませんが、「立春の朝にしぼった新酒をその日の内に飲もう!」というコンセプトで日本名門酒会様が始めた”立春朝搾り”

2016年 立春朝搾り

立春朝搾り富久錦
立春の日に仕上がるように細心の注意を払って仕込まれる酒蔵さんの努力と(仕上げる日が決まっている分、大吟醸を仕込むよりも神経を使うのだとか)、

夜明けから酒蔵に出向き、ラベル貼りを手伝い、自店に持ち帰ってくる酒販店さんの努力と、

その酒を買いに出向く私の努力の結晶です。(蛇足

そんなわけで、閉店まで残すところ10日となった当店にもやって来ました富久錦さんの立春朝搾り。

8年目=8本目です。

酒の美味小家てらむら さん直筆の大吉札には「跳」と書いていただきました。

今年の干支は「丙申(ひのえさる)」

酒瓶のラベルにもありますが、今年の干支は丙申

十干である丙(ひのえ)は火の兄。力強い”陽の気です。植物がぐっと大地に根をはった象形文字です。

ちなみに去年は乙(きのと)ですが、これはまだ発芽してひょろひょろと芽を出したところです。風にあおられてぐらんぐらんしている象形ですね。 この通り、十干は植物の一生を表す文字が並びます

十二支にあたる稲妻を表す象形文字で、紫電のように発された力が四方八方に素早く飛び広がる様。読みに「猿」をあてたのも頷けます。
予想もしなかった大きな出来事が突然やってくる。物事が急激に変化する年だと言われます。

オープンから昨年までの7年分並んだ立春朝しぼり

朝しぼり2009-2015

商売繁盛飛翔初志貫徹む・(さち)・る・疾走と来て、最後はねる。

1つ1つ思いを入れて選んだ言葉ですが、振り返ってみると その1年を表す漢字となってきました。

今年が終わり振り返る頃には、私はどこに辿りついているでしょうかね?

地魚と旬菜ゆうり という店は残り10日。

自分なりに納得できる形で終えられるよう、全力をもって臨もうと思いますのでどうぞ宜しくお願いします。